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翔 ぶ 魚

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路上の猫 失敗篇その一


一昨日のことだ。

真夜中の叉路の片隅で
妙な体制で固まっている猫がいたのだ。
物陰の方に別猫がいて
ケンカ上等睨み合い中なの?…とも
見えなくはないが、
なんだかちょっと様子が違う。

…ん?
…ああ。
一瞬ののちにことの次第を理解したワタシは、
納得を思わず口に出してつぶやいてしまった。
「う○○?」

と、
ちょうどその瞬間に
無人だと思っていた背後から
急ぎ足で人が追い抜いて行った。
!!!!!?
きっ!!
聞かれたの?!
いいいい、今の聞かれたよな。

はああぁ。
ち、ちがうちがうちがう。
ちちちがうんです。って何が…

…はぁ。



by omifish | 2010-05-17 19:33 | 路上のいきもの
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