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翔 ぶ 魚

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裸の王様

ヒヤシンス。

この花に対して思い浮かべるのは、
『理科の教材』
…だった。長いこと。

なんか球根を水栽培だよね?
造花みたいに分厚い花が密集して咲くんでしょ?
というぐらいの認識だったのだ。
水中にみっしり張る根っこの印象が強かったし、
美しい花というイメージは無かった。

認識を改めたのは今年の早春。

友人にもらったブーケにヒヤシンスが入っていた。


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(写真右、薄紫の房状の花)

これがねえ…
素晴らしく華やかで柔らかで爽やかな、
とっても花らしい芳香を放つわけですよ。

子どもの頃はプラスチックみたいと思っていた花弁も
そのふっくら感がゴージャスで可愛く見えた。
すってきーと思った。
香る花は大好きだ。

なので、今年は自分で球根から育てることにしました。

小学生の教材になるんだから、簡単でしょう。

まだ根の生えぬ球根を、かっぽりと花器にはめる。


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育て方メモには、
初頭は根っこを明かりに当てないために
花器をアルミホイルで覆えという指示。
アルミホイルって…すでに理科っぽい。
この段階では華やかさは一切無い。
むしろアルミホイルの手作り感がかなり痛々しい。

…わたしの抱いた第一印象は
虚構の上にマントをはおった裸の王様だ。
だって根っこもまだだし、水で満たされただけの
何もないガラス鉢の上に銀紙巻いてるのよ。
マントの中は空っぽ。

本当に春には美しく香ってくれるのかヒヤシンス。
待ってるぞヒヤシンス。




by omifish | 2012-11-25 00:11 | 植物の窓
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