ピカピカに晴れた土曜日。
練馬区にある、牧野記念庭園に行った。
高野文子さんの企画原画展も最終日前ギリギリセーフ。
庭はこじんまりとしつつも、大きな樹が多くて
入った途端気温が下がる。風が爽やか。
めあての入り口のセンダンの花は終わってしまっていたが、
秋の実のほうが有名なムラサキシキブが、
可憐な小さい紫の花を咲かせていた。
庭で自称「木の専門家」のおばあちゃんに捕まり、
色々ご教示賜る。しかしこのおばあちゃんグイグイ系で、
その後の企画展室内でもついてきて
アレコレ大きな声で話しかけてくる。
なぜか牧野先生は生涯独身だったと思い込んでいらして、
「いやいや、奥さんの名前をつけたスエコザサがありますよ。」
「お子さんも、わんさといましたよ。」と教えたら、
えらくびっくししてショックを受けていた。
ありゃ、恋じゃな。牧野先生に恋しておったんじゃな。
そんなこんなでおばあちゃんの失恋につきあっていたら、
とうとう室内にいた他の客に「静かに!」と注意されてしまった。
すすす、すいません。
その後、隣駅の石神井公園へ移動。
緑地のハシゴです。
メタセコイヤとラクウショウの違いなど勉強しつつ散策。
ここは本当に大きな公園。大木がたくさん生えている。
歴史ある公園は木もでかくていい。
池にゴイサギがいた。ペンギンぽかった。
メタセコイヤとラクウショウはどちらもスギ科の大きな木だ。
幹の感じもそっくりでパッと見は区別しにくい。
が、葉をよく観ると違いが分かる。
左がメタセコイヤ。対生。
右がラクウショウ。互生。
日中たっぷり陽を浴びたので、夜はたっぷり水分(酒)補給。