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翔 ぶ 魚

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まっしろしろ。



これだけの雪なら

熱燗。

…といきたいところだけど
もちろんまだ飲めないので、

今日のお供も紅茶。


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by omifish | 2012-02-29 13:00 | white>black

読めない文字


ある日の手帖より


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夢の中の書物に印刷されていて
読めなかった漢字一文字。

左の偏の部分はローマ字のSをふたつ、
引っ掛けるように縦列。

右のつくりの部分は「炎」。

字ヅラほどおどろおどろしくは無い
わりとのんびりした夢だったと記憶している。





by omifish | 2012-02-26 18:48 | 向こうの町

美人ママ


「ママの方が美人」

いきなり。
何事かよとお思いでしょう。わたしもである。

これは、まだ闇に包まれた冬の未明、
七人部屋の病窓ではなたれた寝言だ。

はなったのは、誰あろう、このわたし。

イタい。かなり痛々しい。なんだそれ。
なんといっても、入院一泊目の未明だ。
いい歳した大人が、である。
マザコンなのか、ホームシックかよと。

違う!断じて。違うんです!

このママっていうのはね、グラマラスなブラジル人。
従兄弟のつとめ先である小料理屋の女将だ。

今日は店の外に「ちい散歩」の収録ロケが来ている。

地井武男好きのママはそわそわしているが、
地井さんはいっこうにこの店には入ってこない。
ガラス戸越しに、
取材を受けている向かいのお店の女主人を
うらめしそうにじっとみつめるママ。
せつなそうなママ。

そこでだ。居合わせたわたしからの
精一杯のなぐさめの一言が、

「ママの方が美人」

だ。

…。

かなりの声量で、言いながら目が覚めた。
カーテンを隔てた隣人が
びくっとみじろぎをした。

…す、すまん。


これから手術で、この緊張感の無さ。
ちなみに「ちい散歩」という番組は見たことがなく、
グラマラスな美人ママの知り合いもいない。



by omifish | 2012-02-21 08:31 | 向こうの町

スマートじゃない読書術

く、苦しかった。
珈琲店での読書。

買った本をねかせておけないので、
会計をすませて本屋から出たらすぐに読み始める。
我ながらスマートじゃない。

ひとりで泣いたり笑ったりする際には
一応声を出さぬように耐える分別は、ある。
だが読書の方を中断するこらえ性は、無い。
必然的にひくひくと躍動する横隔膜との闘いになる。
これが苦しい。

涙はまだいい。垂れ流しときゃ。
音さえたてなきゃ、
誰もこっちなんか見ちゃいないんだし。
ハナまで出てくるとさすがにやっかいだが、
静かにハンカチで拭ってりゃOK。

問題は笑いだ。
一度ツボにはまってしまうともういけない。
葬式での笑いじゃないが、抑圧されればされるほど、
肩の震えは止まらなくなる。

いかん、いかん。
となりのカップルの女子が訝しげに見てるぞ!

しかし読書は止まらない。
そんなとき君はどうする。
わたしはね、読みすすめていて
地雷ポイントの気配が濃厚になってくると
意識的に目の焦点を甘くしてボヤかしたりする。
文字の判読性を自分で下げるわけよ。
ふんわりと行間の余白をつたって数行とばしたり。
なんじゃそら。
これはですね、
衝撃を曖昧にして大惨事を避けようという作戦なわけ。

そうまでして読み続ける意味あるのか?
だいたいそれ、ちゃんと読めてねえし!
一旦本を置け!
せっかくの本とのファーストインプレッションなのに、
肝心のクライマックスを流し読みしてしまうという。
もったいないこと甚だしい。
ほんとすいません。

買っただけで安心しちゃって
手を付けてない本がいっぱいあるの
などという人に会うと、心から感心する。
ええ、ええ、分かります。とか神妙に頷きながら、
内心では、おっとな〜と思っている。

帰り道は本を閉じててくてく歩く。
周りの風景は目ん玉の表面をつるりつるりと
流れていくばかりで、
なんにも中に入ってこない。
あ、また涙。

花粉症だから。

by omifish | 2012-02-14 18:53 | white>black

コラージュ

ひさしぶりに熱が出た。

朦朧としてよこになっていると
今のこの瞬間も、昨日までの人との会話も、
切り貼りのコラージュのようになって

夢かうつつかわからなくなってくる。

飼い犬が肩のあたりから布団に入ってきた。
足もとの方にいって丸くなる。
よしよし、あたたかいね。
だけどもう少しそっちに寄ってよ。
と、くいっと押そうとすると

それは、湯たんぽなのだった。

飼い犬は十年以上前からいない。
一瞬あたまの中がシンと空白になる。

記憶を見なおさないと。

「コップを使いましょう。」
とは、現実では言えなかった。
二人とも安心して紙コップからカフェオレを飲む。
あれは夢の方だ。

東京タワーがやたら輝いていたのはLEDだから。
これは現実。

カナダにいるはずの友とはなぜ話せたんだろう。
朦朧としつつスカイプ。
そんなはずはないか。

さっき過ぎたはずの時間にまだいる。
気が付くとまたふとんのうえだ。
カーテンを通して差す光は無機質に明るくて
また何もわからなくなる。

こっちは、どっちだ。


あっちがいいよー。






by omifish | 2012-02-09 11:39 | 向こうの町

二月八日


竜の髯(りゅうのひげ)の実。

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この植物はよく見かけるものの、
なかなか実を見つけるチャンスが無かった。
見かけるたびにぺろりとスカートめくりのように
葉をもちあげて確認してきたのだ。
今回、ようやく瑠璃色発見。

そうか、冬になる実だったのか。

 
 ※ ※ ※


担々麺リベンジ。

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ふっふっふっふ。
これは文句の付けどころ無く旨かった。
桜新町「紅蜥蜴」






by omifish | 2012-02-08 18:32 | 植物の窓

耳あて問題

突然ですが、耳あてってどう思いますか。

わたしの中では、雪国の人のするもの。
スキー場にいる人とか。

じゃなければ女子供のものってイメージ。
(なんかカチューシャみたくなるから)

北国におらず、スノースポーツ全般と無縁で、
ましてや子共でもない自分には、
縁が無いものと決めつけていたわけです。
かろうじて女ではあるけど
カチューシャの似合うガラでもないしの、と。

でも、でも、この最近の寒さ。
己にも耳を防寒する必要性を感じる!
耳が痛いほどに寒い場合はどうなの。
いいの?していいの?しちゃうよ?耳あて。

と、思って見回してみたら、
さすがに最近はカチューシャみたくならずに
首のうしろに回すタイプとか男性用とか色々あるのね。
いつの時代の話だよって?
…ついさっきのことですが。

なーんだ、なーんだ。あるんじゃーん。
ん?何よこれ、どうやって付けるの?
ぐいーんてひねってあるの?あらまーそう。
などと、異文化に触れるおのぼりさんな感じで
もたもたと試着。

んー。
でもなんかやっぱりぬいぐるみの付け耳っぽい。
女子供のものってイメージが拭えないな。
何なのかしら。
己の中の耳あてに対する偏見に気づいてしまった冬の日。

男性とか、耳が露出する髪型の非耳あて人は、
みんなどうしてるんだろう。
あ、ニットキャップか。
目深にかぶって耳までガードか。

…じゃ、そうすりゃいっか。

質問しときながら今回自己完結の巻。




by omifish | 2012-02-02 19:55 | white>black