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翔 ぶ 魚

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おそうしき(不謹慎)

生前一度も面識のない人のお葬式に出席する。

まことに不謹慎で申し訳ないのだが、
正直、意識の置きどころがわからない。
そのような時、
これは東西宗教比較論のチャンスだと思うことにしている。
葬祭様式を知る民俗学のフィールドワークだ、と。
ここは仏教の世界。
せっかくだからと祭壇の蓮の花の細工などをとくと眺める。

南無阿弥陀仏を唱える大乗仏教の浄土宗だ。
ナンマンダーブーナンマンダーブーナンマンダーブー。
…んー、二人の僧侶の声が合ってないねえ。
そっちの方が気になってきてしまった。
うーん、このズレ感、気持ちわるい。

と、いきなり、
ギーーーン!!!っとやかましい音でお鈴が鳴らされる。
ものすごい大音量のギーーーン!!!だ。
身体がビクっとなる。
ギーーン!ギーーン!ギーーン!と連打の嵐がやまない。
お鈴が悪いのか、叩き方がまずいのか。
たぶん後者だろうが、不協な振動が脳と頭蓋にくる。
ぐわんぐわんとダイレクトにくるのだ。
はわー頭が痛いーー!

おもわず周りの人たちの様子をうかがうが、
大人は皆、眉一つ動かさず神妙な顔のままうつむいている。
えええ、このギーーン!、みんなは平気なの?!!

ん?対面する席の少女(推定4歳)が耳を両手でふさいで、
ものっっそい眉間にしわを寄せているではないか。

4つの幼子のパツパツの額のどこにそんなに筋肉が?
と感心するほどの深い渓谷を眉間にギュっと刻んでいる。
ギーーン!と鳴るとサッと耳をふさいで眉間をギューッ。
ギーーン!サッ!ギュー!
おお、もんのすごいギュー!だなあ。お見事。
今度は女の子の眉間に釘付けだ。
じっとみつめているわたしの視線に気付いたのか、
他の大人たちが皆うつむいている中、
顔をあげているわたしに焦点を合わせやすいのか、
少女の方でもこちらを発見し、じっと見てくる。
以降、二人はずーっと目を合わせたまま……

ギーーン!サッ!ギュー!ギーーン!サッ!ギュー!
ギーーン!サッ!ギュー!ギーーン!サッ!ギュー!

わーかーるーー。
わーかーるーよーーー。

…フィールドワークどころじゃなかった。
この空間に今、わたしたちは二人きり、みたいな
あやうく、おかしな世界に旅立つところだった…。
激しい頭痛からくる現実逃避。

てか、そもそもフィールドワークじゃねえし。
ひとの葬式です。
…すいません。

結論
あのー、司祭も僧侶も声って重要だよね。
そして音のセンス、打楽器の扱い方、リズム感も大事。
祭事と司祭と音楽の結びつきを改めて思い知らされました。
そして、4つの女の子は
一時間眉間に渓谷を刻んでいても、ほどけばツルツル。




by omifish | 2013-05-31 15:32 | white>black

立てば


芍薬
を、もらった。

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伊藤若冲っぽい。
このたっぷりとした豪華な感じ。
欧風な雰囲気もあるけれど、やはりエキゾチック。
これだけ雅やかなのにどこか退廃的な陰がある。
いずれにせよ、湿度のある華やかさだよねえ。
いいよねえ。

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」
とは、美しい女性を表現する例え文句。
ま、ずいぶんと頭でっかちな人ではあるよね。



by omifish | 2013-05-22 00:37 |

新規と中堅(Wフレッシュ)

ルリマツリが好きだ。

この花。

野趣あふれる茂りっぷり。
それでいて清涼感のある花の色。
ワイルド&クールビューティだよ。
(あら?カタカナだとなんか途端に安っぽくなるのはなぜ)

夏の散歩中にこの花に遭遇すると、まさに一服の涼。
ひとんちの塀からあふれるように咲いているのを、
毎年足をとめて惚けたように眺めていた。

今年からはうちのベランダにもそんな涼を。
これからたっぷりこんもり茂って花を咲かせておくれ。

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ハーブ類は去年から引き続きのローズマリーとミントに加えて、
またバジルとパセリを新規投入。
四角いバットではシソの種を蒔いて苗を育成中。

古参のハイビスカス達や、先日復活をとげたトケイソウ共々、
ベランダの緑たちは元気。

それから我が家の中堅選手のエバーフレッシュ。
これは寒い時期にけっこう外に出していたので、
なんか立ち枯れっぽくなってしまっていた。
…フレッシュ感ゼロやん。
ヤバいんじゃないのかと危惧していたのだが、

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新芽、出てきたわー。よかったわー。
さすがエバーなフレッシュだわー(……)。

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ま、とにかく君はしばらくまた室内じゃ。


ちなみに
ルリマツリの「ルリ」は、その花の色の「瑠璃」からだが、
「マツリ」は「祭り」にあらず。
「マツリカ(茉莉花、つまりジャスミンね)」からとったもの。
しかし花の形やツル科なところが似ているだけで別種。
だからあのような芳香はしないの。






by omifish | 2013-05-20 01:18 |

健在


最近のクール子。
晴れた日に傘を干していたら日陰を求めちゃっかり侵入。

…のっけからずいぶんと凄んでくれるじゃないの。

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そして自分から来ておいての、この「見てんじゃねえ」顔。

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…おまえ、錆びたナイフ感、健在だな!
…メスだけど。
じゃあ、カジ(←梶芽衣子)ってどうかな。


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ばいばい。またね。カジ(仮)。





by omifish | 2013-05-17 13:36 | 路上のいきもの

執刀


胡桃。


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手術前



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開頭



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左脳除去後





by omifish | 2013-05-13 18:25 | white>black

グリーンカーテンはじめました。


久しぶりの縁側通信です。

よその緑ばかり愛でとらんと、うちのベランダにも緑を。
と、いうことで、
今年もグリーンカーテンはじめました。


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昨年のグリーンカーテンはトケイソウと琉球朝顔。
去年1去年2

トケイソウも琉球朝顔も宿根なので、
昨年は時期がおわって刈り込んだのち根を残し、
この冬を越しました。
春になり芽吹き、初夏を迎えたので
土を入れ替え今年もイキイキと花を咲かせてもらいます。

ほんでもって、花トケイソウの他にも、むふふ。
あれよ、あれ、あれですがなー。


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去年見つからなかった「果物トケイソウ」の苗が今年はあった!
ので、そいつも紛れ込ませた!
それにしても去年買った花苗は一株1500円もしたのに、
今年買った果物トケイソウの苗は580円。
どういうこっちゃ。

花はよく似たものが咲くはず。
なので花カーテンとしてもちぐはぐにならずオッケーでしょう。
パッションフルーツ、実らせますよ。

実ったらどうすっかなー、リリコイバターとか作れるのかなー。
ジャムかなー。なんか酒に活かせないかなー。
緑を愛でる言いつつ、けっきょく食い気かいな。

「捕らぬ狸の皮算用」って否定的に使われるけど
…楽しいよね。ぐっへっへ。



by omifish | 2013-05-13 16:24 |

砂漠のレシピ

トルコ料理のレシピ本を開いた。

調理に使う豆についてのコラムも載っている。
植物的な説明や産地の地理など、じつに博物学的内容だ。
トルコの歴史も載っている。
スペクタクルな展開、息を飲む臨場感。
戦う兵士たちの巻きあげる砂埃まで見えるようだ。

しかし、いっこうにレシピの次の展開に進んでくれない。
いったいこの料理の全容はいつ把握出来るのか。

砂漠の真ん中でレシピ本を開いたまま立ちすくんでいる。





by omifish | 2013-05-07 14:13 | 向こうの町

フルーツサンド



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フルーツサンドを作ってみた。

でも、生クリームで胸やけしちゃうお年ごろ。ふ。
…た、食べきれなかった。

もともと甘いものが長いこと苦手だったこの身。
桃缶に残った汁を、忌まわしいものを見るような目つきで
見ている己にはっと気が付いてしまった。

きゃあ、せっかくの乙女化のメッキが、メッキがあ!




by omifish | 2013-05-06 15:45 | うちごはん

無知披露


久しぶりの無知披露です。

ど、どうしよう、大団円だったよ!

何のことかって、あのですね、
わたし、今の今まで「大円団」だと思ってたのよ…。
そうやって会話でも文章でもずっと使ってきた。
だいえんだん、だいえんだん、言うてきましたの。
…ぎょわー。
やはりここでも使ってるよ。
シリアスな内容で。大円団て言うとるわな。く。

ゴールデンウィークにいっきに視聴し直そうと大人借りしてきた
未来少年コナン(DVD全7巻収録26話)。
その最終話のタイトルにて、今、正しきを知る…。
話が収束してハッピーエンドに落ち着くのは「大団円:だいだんえん」です。
もちろん皆さんはご存知でしたよね。

雰囲気のことを「ふいんき」と言っていた小学生時代。
時任 三郎を「とき にんざぶろう」だと思っていた高校生時代。
間違いを知った時は衝撃的な羞恥心に見舞われたものです。
その後も数えきれない無知をさらしてもんどりうって生きてまいりました。
……
が、
今回は5秒で立ち直りました。

こちとら大人になって幾星霜ですよ。
恥ずかしさとしては、今回のがはるかに上回るはずですが、
ちょっとのことでは動じない図太さも備わったんだと思われます。

思われるとか言ってる時点でどこか他人ごとです。
ま、いっか。
学ぶということに遅すぎるということは無い!のだきっと!

めでたしめでたし。大団円(く、苦しい)。





by omifish | 2013-05-03 00:29 | white>black