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翔 ぶ 魚

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すばらしい雪の降る町/ナマズ


マフ面を真似したい寒さだ。

雪が降った日に町に出ると、脳内に
ユニコーンの「すばらしい日々」が流れることがある。
ユニコーンには「雪が降る町」という曲もあるのに、だ。
そっちじゃなくて「すばらしい日々」が再生される。
どうやら過去のどこかで記憶に誤入力があったらしい。
今日も流れた「すばらしい日々」。
でも、なんか合ってる。

ところで、
魚という検索ワードでここにたどり着く人が
少数ながら時々いるのだが、
もちろんここには魚のことなどちょっとも書かれていない。
なんか…す、すみません。
なのでね、
手持ちの書「魚は夢を見ているか」丸善ライブラリーから、
引用をばひとつ、「ナマズは全身で味わう。」
人の舌にある味を感知する味蕾が、ナマズは全身にある。
泳いでいながらにして全身で味わっているらしいよ。
…海中でずっとしょっぱくはないのかね。


そう、ちなみに雪の日には、
「ゆーきーのふーるまーちよー(わわわわ〜)
ゆーきーのふーるまーちよー(わわわわ〜)
おーもいーでだーけが通りすぎてゆーくー」
という、古そうな歌も脳内に流れます。
歌い手不明なままです。
「遠い〜くーにかーら、やあってきたー」
みたいな歌詞が続くのです。





by omifish | 2015-01-30 17:56 | white>black

うがって見る病

突然ですが、木とか草花とかって
さり気なく描かれていたりしますよね。
こう、テキスタイルとか、イラストの一部とかに。

中でも、ただ背景として描かれる植物がありますね。

それらを見る目ってどうですか。

まあ通常は、ただ「木だね」とふんわり捉えるでしょう。
わたしもそうでした…。かつては。
しかし、いつからかわたしの見る目は変わってしまった。


たとえばこの様なイラストがあるとします。
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するってえと、
わたしのスコープはまず木の枝ぶりに向きます。

お、この枝のつき方は互生(図1)じゃな。
末端の枝別れが少ないのは、さしずめ頂芽タイプだから。
あら?枝は互生なのに葉は対生ってどうゆうこと……
さては、単葉に見えてこれは羽状複葉か。
しかも奇数羽状複葉ね!(図2)
ふむふむ。以上を鑑みると、これはクルミの木だね。

それもオニグルミじゃな

……。
もちろん上のイラストの木は、例の為に描いた「ただの木」です。
それを、うがって見て解釈してるんです。


図1:互生…枝や芽が互い違いアシンメトリーに出る。
ちなみに、対生は左右対になってシンメトリーに出る。
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図2:奇数羽状複葉…対生の単葉がたくさん生えてるのではなく、
じつはこれでひとつの葉。
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どうすか……メンドクサイでしょう。

おそらく植物観察初心者が最初に陥る病なのでしょう。
なんでもかんでも当てはめて復習したいんです!
お、お恥ずかしい。

はたから見たら少々気色悪いかもしれませんが、
本人的には普通の行動思考。楽しい。
…人前では口にしないように気をつけます。

だけど、きっと昆虫好きにとっては、
「ただの蝶」の絵というものは無いでしょうし、
鳥好きも、これは何の鳥かな?とか考えるんじゃないかなあ。
車好きは、やっぱり絵の中の車種にもこだわりがあって、
自転車乗りはディティールの描き込みが気になるとか。
どうすかね。

みんな、何かしらうがって見てるんじゃ?





by omifish | 2015-01-28 15:28 | white>black

満を持して猫さん募集中


ここ数日、仔猫(8ヶ月のオス)を預かっていた。

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か、か、か、かわ…かわえかった…(ブルブル)
んがっ!しかし、
すんごい運動量と絶え間ない鳴き声にたじろぎもした。
猫くんが帰っていった今、再び静寂に包まれたわが家。

うちは家人共々どちらかというとトーンが低めで静か。
各々が黙々と読書したりPCに向かっていたりするので、
もう老夫婦かっちゅう静けさだ。
わたし一人の時間も多い。

静寂。

ホッとしたのも事実だが、
猫くんの存在感が大きかったので、かなりさみしい。

求む、クール子。
仔猫よりも、もう少し落ち着いた歳のクールな猫さん。

すでにいくつかの里親募集団体に登録した。
猫を飼いたいが為にこの家にしたのだもの。
良い出会いがあることを願う!





by omifish | 2015-01-27 17:10 | いきもの

DVD観賞メモ


DVD視聴 SFもの追加記録。

「銀河ヒッチハイク」★★★☆☆
クセのある配役が素晴らしい。
シャーロックのワトソンの俳優、
ラブアクチュアリーの老ロックシンガーの俳優、
マルコビッチなど。
あ、この人もですか、という楽しみがあった。
内容は小ネタの連続でクスッとする感じだった。
機会があったら小説の方も改めて読み返してみようと思う。

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」★★★★☆
本人の意識だけが何度も同じ時間を繰り返してしまい、
その繰り返しの中でどんどん強くなっていく戦闘もの。
これは、引き込まれますね。
公開当時は、
・トム・クルーズ主演。
・SFというよりは戦闘アクションもの。
・ハリウッド大作。
というので、無意識にスルーしていた。
・日本のライトノベル原作(ゲームっぽい内容)。
というのを知っていたらもっと避けていたかもしれない。
が、好物のタイムループもの、気にはなっていた。
好きな「ミッション:8ミニッツ」と同系統。
とても面白かった。
じゃあなんで★五つじゃないかというと、
…アンハッピーエンドの方がより好きだから。
そしたら原作の方はアンハッピーエンドらしいじゃないですか。
原作のライトノベルも、偏見持たずに読んでみよう。





by omifish | 2015-01-26 03:34 | 本・映画

マフ面


みぞれの日に見かけた自転車通学男子。

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額と顔下と首元を長いマフラーでぐるぐる。ミイラ巻き。

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耳もガード。なるほど、いい手だね。





by omifish | 2015-01-23 22:59 | white>black

ガリンコン


湯河原、宮下林道、城山あたりの冬の雑木林散策に行ってきた。

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今回の主眼は「冬芽」の観察。

まあ、iPhoneのカメラでは接写出来ないので、
せっかくの冬芽はあまり撮れなかったが…。

実際には、色々見れて勉強にはなった。

一日目は博物館主催の観察会に参加。
夜に静岡に移動して友人のおばあちゃん宅に一泊。
翌日は、蒲原の御殿山を友人とふたりで散策し、復習。


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観察会には博物館の植物学者が同行する上に、
参加者の面々もなかなかの博識者ばかり。

こちとら「対生」と「互生」くらいは知っていたが、
「頂芽」「托葉」など知らなかった言葉がポンポン出てくる。
しまいには、「芽鱗痕を追っかける」などと言う。

「ガリンコンを追っかけるって…!何?」

友がつぶやき、私は吹いた。
まわりの参加者にはしごく当たり前の話なのだろうが、
知識の無い状態で聞いたら面白い響きにしか聞こえない。

「ガリンコン」…て。
しかも、その得体の知れないものを、
追っかける…て。

専門ジャンルに突入すると、
まったく未知な世界が広がっているものだなあ。
愛すべき植物オタクたちに囲まれて「盲目的な愛」「変人」
という言葉が浮かばないでもなかったが、
それこそが、楽しい世界なのだ。きっと。

だって皆さん芽が(違う)目がキラキラ。
牧野富太郎先生しかり、なぜに植物学者は、
老いも若きもお目々キラキラなのか。
一人きりでも、変人でも、なんか閉じてない感じ。

かく言う初心者の私も、
「それだけ好奇心が旺盛なら大丈夫。」
と、先生に太鼓判を押された。
もう、植物界への一線を越えてしまったかもしれん。





by omifish | 2015-01-19 20:29 | 植物の窓

イリュージョニスト

勤め先の本屋にて。

会計のやりとりが滞り無く終わって、
「ありがとうございました。」と一礼。
面を上げたら、当の客がまだ目前にいなさる。

客:受け取ったおつりを見ている。
わ:?
客:「おつり、200円じゃないの?」
わ:「はい、200円です(今お渡しいたしましたが?)」
客:「100円しかないけど。」
客:百円玉を1枚指でつまんで見せる。

びっくり。
わたしは、自分のセンス(パッと見で把握する能力や、触覚)を
まるで信用していないので、釣り銭には細心の注意を払う。

しかも百円玉五十円玉十円玉五円玉一円玉と各種入り乱れる
小銭オンパレードな釣り銭ならいざ知らず、
今回は二百円である。
同じ硬貨2枚よ。2枚。

たった今己の手のひらで確認した、
たった2枚の硬貨の何を見間違うというのか。
いやいや、そんなはずは無い。
…と、思う。
しかし、とっさに言葉が出ない。

なぜ、言い切れぬのか。
この日私は38℃近く熱があったのだ。
一瞬の躊躇が無言となって二人の間に沈黙が降りた。

次の瞬間だ。

客:「あ、あった。」

ぬらりと(それは本当に一瞬でよく分からなかった)
その客が指を動かすと、硬貨が2枚になっていた。

!?

一体どこから?
いや、確かにわたしが渡したのだが。
じゃ、どこに隠れて(隠して)いたのか。

驚きのあまり無反応に見つめるわたし。

ごめんね。うふと微笑んで客は去っていった。

……。

今のは……

イリュージョン?










by omifish | 2015-01-16 16:58 | white>black

A.R.の嘆き

西暦のB.C. / A.C.(Before Christ / After Christ:キリスト誕生以前 / キリスト誕生以降)的な感じで、B.R. / A.R.という時代の区切り方が、私の中にはある。すなわち、ラッセンを知る前と後。

今回はA.R.(After rassenn:アフター・ラッセン)の嘆きについて。嘆きがオーバーならば、愚痴。

ご存じの通り、ラッセン(画家)とは、イルカが宇宙で遊泳するというような、非常に壮大でスプリチュアルな絵で有名になった人。
絵の評価は人それぞれ好みによるだろうが、これ見よがしな色のグラデーションも、スピリチュアル過剰なムンムンした感じも、私の好みでは無かった。
それにうさんくさい商法で大量に類似品が出回ったのが相まって、安っぽい負の先入観を刷り込まれてしまった。

深海と宇宙の親和性、ミクロの世界とマクロの世界の類似性というテーマは、ラッセンに限らず色々なところで取り上げられてきたもので、むしろ、太古からあるテーマだろう。海洋の中の島民の神話にも見られる。興味深いテーマの一つだ。

現代の小説でも、池澤夏樹は「南の島のティオ」でやはりこのテーマを民間伝承の神話として描いている。
ケン・グリムウッドが1987年発表したSF小説「リプレイ」の中では、部分的ではあるが、主人公ジェフと同じ時の旅人パメラの観念内にあるビジュアルとして取り上げられていたし、他にも私が知らないだけでたくさんそういった作品はあるだろう。
最近、読んだ漫画では、五十嵐大介の「海獣の子供」というものがそのものズバリな内容だった。
どの作品もとても面白くて好きだ。つまり、好きなテーマなのだ。本来ならば。

にも、関わらず、だ。
「ああ、面白かった!」の後に、「でも、…これってラッセンだよね。」が付いてしまう。

「リプレイ」を最初に読んだ時には、私はまだラッセンの絵を知らなかった。
作者のケン・グリムウッドが執筆時にラッセンの絵を意識していたのかは不明だ(時期的にはあり得る)が、何年も後にそれを手に取った私自身は、まだB.R.だった。だから、小説内のパメラの観念部分に「へえ」と感心もした。
しかし後に読み直した時には、もう私の中の時代はA.R.で、湧いた感想は「この部分…まんまラッセンだ。」だったのだ。
「海獣の子供」に至っては、正直しょっぱなから「…ラッセンぽい。」だった。

…お、面白いのに!
五十嵐大介氏の絵、いいのに!
絵は全然ラッセンテイストじゃないのに!

くっそー。(ラッセンに罪は無いけど)ラッセンめ!!





by omifish | 2015-01-08 02:47 | white>black

スペアリブ


スペアリブ。

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残りのリンゴの消費に貢献。
擦り下ろして漬けダレに。

副菜は、菜の花のおひたしの胡麻和え。
きんぴらごぼう山椒味。

全部甘じょっぱい系ですんまへん。






by omifish | 2015-01-08 01:24 | うちごはん

何奴!チョロギ!


この歳まで知らなかったもの。
先日知って、かるく衝撃を受けた。


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だって、コレ、何すか!?
幼虫にしか見えないでしょ!?
モスラの子どもでしょ!?

食べものて…。

しかもこの形、包丁細工してあるとかじゃないの。

天然なの。

じゃ、貝でしょ。巻貝でしょ!
巻貝の中の最後のぶりんっとしたとこでしょ!
と、思うでしょ。違うの。

陸のものなの。

天然でこの形で虫と海のもの以外に何があるんかいね…。

大きさは2〜4センチくらいのコロンとしたもの。
赤い着色は後からによるものなので、元は白。
シソ科植物の根(正確には地中の塊茎部)だそう。
たしかに、生姜のような、ユリネのような食感。
チョロギという名前に長老喜などと当て字をされ、
縁起担ぎでおせち料理に入れられるそうな。
って、常識?

ねえねえ、皆さんはこれ、ご存知でしたの?
これ、おせち料理のスタメン?全国区の食べ物?

いやあ、久々の無知披露ですわ。

でもね、こんなの小鉢にぎっちり盛られてたら
ぎょっとしますよそりゃ。
味?味は梅酢に漬けてあるので紅ショウガみたいな感じ。
美味しいのよ。箸休めにいいの。ポリポリ。

しっかし、この歳になっても
まだまだ知らない常識ってありますね。
うっすら知ってたとかじゃなく、
本当に本当の初対面。
びっくりしました。新鮮。

何年も前にロマネスコ見たとき以来の衝撃でしたわ。








by omifish | 2015-01-07 23:22 | white>black