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翔 ぶ 魚

omifish.exblog.jp

vol.3 蜘蛛が大きけりゃ糸も太い?

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基本的に虫は苦手。

先日、善人になるべく決意したとは言え
お察しのことと思われますが、
博愛精神も希薄だし、(樹木と犬は別ね。)
仏教徒でも無いので、
我が家に迷い込んだ哀れな虫さんは
ワタシに発見されると亡きものとされてしまいます。

唯一の例外は蜘蛛です。
「朝蜘蛛は殺すな」とか言いますが、
我が家では昼だろうが、夜だろうが蜘蛛は放任主義。

大昔に読んだ芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の影響かなんなのか
幼少時代からなんか蜘蛛は退治出来ません。
日本本州には毒蜘蛛はいないっていうし、
別の虫くんを喰ってくれるかもしれないし。。
益虫よ。益虫。

ちっこい家蜘蛛に戯れで名前まで付ける始末。
どいつがどいつかは不明だが。

「あそこの家は蜘蛛に寛大だぜ。」と
蜘蛛社会でうわさが浸透してたかもしれん。

そうに違い無い。おお。。。。
御登場なすった。やつが。大親分が。
しかも一番無防備な状態をさらしている風呂場で!
狭くて濡れてて泡だらけで逃げ場の無い風呂場で!
おいら叫んだね。ご近所さんもびっくりなスクリームですよ。
でけえ、でけえ。手のひらの指を抜かしたひら部分サイズ。
脚の長い大蜘蛛が。

こうなるともう、蜘蛛だから殺生出来ないというよりも、
怖くて手出しが出来まへん状態ですよ。

ま、結局シャワーで遠隔からじりじりと風呂の窓に追いやり
家からは退場願ったわけですが。。。
殺生はしなかったということで、一応奴にも恩は売れたんだろうか。。
叫んじゃったけど。おびえちゃったけど。
大蜘蛛さん許して。さすがにあなたと共生は無理無理。

おいら、死んで地獄に落ちても、
蜘蛛だけは大小とりまぜてたくさん助けに来てくれると思うの。
うふ。
ビバ!虫も殺せないお人好し!

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それはそれで想像すると恐ろしい光景だろ。
つーか、だからワタシは仏教徒じゃ無いんだけどね。

# by omifish | 2005-10-21 11:02 | white>black

縁側通信 その壱

引っ越した。
かれこれ3ヶ月前に。
念願の縁側付きのおうちですよ。
平家の借家だけど。ちっこい庭も付いてますの。
猫の額程のって表現がぴったりの広さですけど。
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夏は蚊取り線香、当然置いたよ。
簾もたらしたよ。
すいか喰ったよ。そんで庭にぷぷぷって種出したさ。

そんなこんなでっちょとずつ庭いじりもしはじめました。
芝生の種まいたり(即ぼうぼう。異様に背丈が高い。これホントに芝?)



ライムの苗木植えたり。(酒飲みなんで自宅で飲むフレッシュカクテル用)
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悪戦苦闘しながら、つらつらと植物などの観察記録を
不定期に付けてゆきます。
こちらもよろしく。
# by omifish | 2005-10-19 17:21 |

vol.2 虚構の小石を共有する。

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割と頻繁に怪我をする。
自慢じゃ無いが当方けっこういい歳した大人なんである。

なのに転ぶんだよねえ。これが。
落ちたりもするんだよねえ。溝とかに。
振り向きざまに道路標識の支柱に顔面アタックなんてことも。
ど素面でもだ。

別にせっかちじゃないから慌てていたとかじゃなく。
むしろスローモーなのにスローモーなりに転ぶんである。
鈍臭いことこのうえないなしかし。

そんな時は頬を赤らめて舌をチョロリと出したり、
自分で自分の頭をげんこつでこずいてみたり、
カツオ君のせいにして怒ってみたり、
姉さんそりゃないよ!と一人二役を演じてみたり、
するわけも無く。

お茶目なおっちょこちょいさんキャラでは無いゆえに
クールな表情を崩しませんよ。平常心。平常心拍数。
大した自尊心も持ち合わせていないので
在りもしない小石や段差のせいにもしません。
無いのを確かめて小首を傾げたりもしません。
無論、後方確認もしませんよ。ワタシは。

そう。
在りもしない小石や段差の確認。
身に覚えはおありでないか?
自身に覚えが無くとも、そういう人を見た事は?

ワタシは今日、赤坂見附の交差点で見かけたさ。
というか目の前を歩いてた人が突如けつまずき、
動揺からか笑みを頬に滲ませつつこちらに振り返って足下確認。
交通量の多いところゆえその間も両者の足は前進中。
真後ろを歩いていたワタシの右足が
彼女の視線が泳ぐ辺りに差し掛かる。

またいだね。ワタシ。
ズカズカとそこを踏み進むのがためらわれたのさ。
情けの心よ。
虚構の石が、そこに在るがごとく。
目に見えぬ障害物をまたいださ。

そして彼女の目線をとらえて僅かに微笑んだね。
もちろんこの微笑みは
「いやんワタシもあぶなくけっつまずくとこだったわ。
こ・の・石・にっ。うふふ。」
の意である。

しかしして彼女は瞬時に笑みを消して、
むしろちょっと怒気を含んだ瞳でワタシを一瞥して立ち去った。

…なじぇかしら?
またぎの高さが彼女のイメージとズレてたのかしらん。
片頬で笑ったのがまずかったかしらん。
微笑みの練習も合わせてやっていこうと心に誓った秋の朝。
…これもポジティブ?

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無いから。石は。あ、ごめん鼻で笑っちゃった。
# by omifish | 2005-10-19 16:32 | white>black

脱・皮肉屋宣言(=vol.1)

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自ら偉そうに宣言するのもどうかと思うが、
ワタシは皮肉屋だ。

歳が歳で性別が性別なら「偏屈じじい」と言われてもいたしかたない。
むしろ、片頬で笑ってその称号(?)を甘受するくらいには偏屈だ。

電車の中で怪し気なオーラを発している人がいれば
どちらかが降りるまで心中でアテレコの実況中継をし続けるし、
「テレビはあまり見ないの」といいつつ夜中に流れてるCMに
一人で結構突っ込みをいれている。しかもかなり毒舌。
街中のアンバランスなカップルに突っ込み、
意図不明な商品パッケージのデザインに突っ込み、
脱水後からまりまくった洗濯物にも突っ込む。

このままゆくと「偏屈じじい」にはなれなくても、
間違いなく「いじわるばーさん」になってしまう。

突然ですが、こんなワタシの将来の夢は
「和服と煙管が似合ういなせで かわいいおばあさんになって
縁側で庭の桜を眺めながら梅昆布茶をすすること」

駄目だ。
このままじゃ「かわいい」の部分から大きく外れてしまう。
今のとこまだ目尻にシワの徴候は無いが、
眉間のシワは板に付いてきた気がするし。戦慄。

そんなこって、今更ですが目に付くものすべてを
斜に構えて皮肉ってたワタシとはおさらばです。
目に付くすべてのものを肯定し、黒の中からわずかな白い点を
探し出すことに今後の人生をかけて行こうと思います。
ビバ!ポジティブシンキング!
ビバ!素直で人を疑う事を知らない子犬の瞳!!



# by omifish | 2005-10-19 11:54 | 脱皮肉屋宣言