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翔 ぶ 魚

omifish.exblog.jp

海日和


朝の通勤電車の車窓。
滲んだような曇り空の遠く下の方に、
水平線が白っぽく光るのを見た。
しかし、その路線から海が見えるはずは無いので、
それは雲の層が見せた目の錯覚だったのだろう。
「おや、海が近いな。ん?この列車はどこへ行くんだったっけか…?」
コンマ2秒ほどのその一瞬
日常からの浮遊感を味わえた。
海に行くなら曇天の日に限ると常々思っている。
今日はまさに海日和。本を売っている場合じゃないなと思いつつ、
空調の効かない店内でどこかの海を想った。
んー顔がしょっぱい
…汗で。






by omifish | 2014-06-05 14:41 | white>black
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